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彼の世界は官能で出来ている。
第15章 平穏な日々?
その後――――…実家で飲み食いし…
「では、百々子と共に一旦帰ります!なんたって…今日は初夜ですから――――…頑張らねば!」
「ちょっと――――!そんなこと両親に言わなくていいから!」
お父さんとお母さんは苦笑いしながら私たちを見送った。
こんな――――…恥ずかしい状態もう勘弁してほしかった!
しかも、贅沢にもタクシーで瑛斗のタワーマンションに向かう道中…
酒に酔っていた瑛斗はベタベタと私の側を離れない…
運転手さんも「なんともハンサムな彼氏さんだねぇ…付き合いたてかい?」とニヤニヤしながら言われてしまった。
もちろん…「何と言った?彼氏?――――タクシードライバーよ…俺と百々子は…“夫婦”になったのだ!“め・お・と”だ!――――ふぅ~…いい響き…」
――――早く着け!!