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せりか物語
第4章 せりかの撮影ショー
配役
せ:せりか
ま:マスター
お:俺

せりかとマスターが、何か話している。そっときき耳を立ててみた。

せ: やっぱりだめですか?
ま: 年齢制限って言葉、知ってるか?
せ: もちろん。だけどどうしても今お金が必要なんです。
ま: 必要って、一億円ってのは一万円札が何枚かわかって言ってんのか?

どうやらせりかが一億円必要らしい。年齢制限って何だ?

せ: わかっています。だからモデルでも何でもします。お仕事、頂けませんか?
ま: モデルでも何でもってなぁ、未成年者を脱がして写真やら動画やら撮らす訳にはいかないの、この国じゃ

ふん、美味しそうな展開になってきたぜ。運が、こっちに向かってきたきた。

お: お嬢さん、その一億円、私が用立てましょう!
チラリ、ちぇ、無視かよ。しょうがないから続ける。
お: ただし、カラダを張ってもらう。どうだ!

最後の言葉にせりかの体が、びくんと反応した。マスターが割って入る。おいおい、手が後ろにまわるような話はよそでやってくれってさ。

お: 大丈夫。俺っちのプライベートビーチで、水着の女の子の撮影会を予定してたんだけど、その娘、急に都合が悪くなっちゃってさぁ。代役、お願い!
せ: そんなんでいいのかなぁ、わーい、ラッキー!
(そんなわけねーだろ)

俺は日時を指定し、せりかは了承した。

当日
えー! 水着じゃないの! ……ないの
それってヌード撮影会じゃない! ……その通り
どうしよう? ……もう遅い

せりかは俺の手下の手によって、あっという間に完全スッポンポンに。やめて〜 って言われてもカメラマン50人以上呼んじゃってるし、みんな素人だけど。

胸を手で隠さないで!
おしりをもっとつきだして!
もっと表情をつけて、ほら、もっと感じて、と彼らの要求もなかなか厳しい。一般のヌード撮影会はこんな感じで終了。さていよいよ会員制野外撮影ショーの始まりだ。
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