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恋する真珠
第2章 恋するカナリア
「…脚を開け」
もう一度、低い声で囁かれ、耳朶を軽く噛まれた。
「…んっ…」
瑠璃子は軽く呻いて、そろそろと歩幅を広げた。
…スリットが深く切り込まれているため、それはいとも容易くできてしまうのだ。
涼太の逞しい太腿が、ほっそりとした美しい脚の狭間に強引に差し入れられる。
「…ああっ…」
瑠璃子の薄い絹のスカート越しに、涼太の硬いデニム地に覆われた下半身が密着する。
…その形はさながら、色香に溢れたアルゼンチンタンゴのポーズのようだ。
上海のナイトクラブで見た外国人ダンサーが踊る激しくもエロティシズムに溢れたタンゴを、瑠璃子はぼんやりと思い出す。
「…んっ…」
涼太が瑠璃子の背中に手を回し、ぐっと引き寄せる。
下半身が更に密着し…瑠璃子の薄い下腹部に涼太のそれが押し付けられた。
…硬く熱く昂ぶるもの…。
瑠璃子には思いもかけない熱さを秘めていた…。
「…あ…っ」
…なに…これ…。
狼狽する心を読むかのように、涼太は瑠璃子の髪を搔き上げる。
「…硬いだろう?
男はな、興奮するとこうなるんだよ…」
ゆっくりと、涼太の太腿が瑠璃子の短いチャイナドレスのあわいを往復する。
「…や…っ…ああ…ん…」
未知の感覚に震えながら身体を攀じる。
「…男と女が愛し合うときにどうするか…。
知っているか?」
優しいような意地悪なような…深い艶を含んだ涼太の声が、鼓膜に染み入る。
もう一度、低い声で囁かれ、耳朶を軽く噛まれた。
「…んっ…」
瑠璃子は軽く呻いて、そろそろと歩幅を広げた。
…スリットが深く切り込まれているため、それはいとも容易くできてしまうのだ。
涼太の逞しい太腿が、ほっそりとした美しい脚の狭間に強引に差し入れられる。
「…ああっ…」
瑠璃子の薄い絹のスカート越しに、涼太の硬いデニム地に覆われた下半身が密着する。
…その形はさながら、色香に溢れたアルゼンチンタンゴのポーズのようだ。
上海のナイトクラブで見た外国人ダンサーが踊る激しくもエロティシズムに溢れたタンゴを、瑠璃子はぼんやりと思い出す。
「…んっ…」
涼太が瑠璃子の背中に手を回し、ぐっと引き寄せる。
下半身が更に密着し…瑠璃子の薄い下腹部に涼太のそれが押し付けられた。
…硬く熱く昂ぶるもの…。
瑠璃子には思いもかけない熱さを秘めていた…。
「…あ…っ」
…なに…これ…。
狼狽する心を読むかのように、涼太は瑠璃子の髪を搔き上げる。
「…硬いだろう?
男はな、興奮するとこうなるんだよ…」
ゆっくりと、涼太の太腿が瑠璃子の短いチャイナドレスのあわいを往復する。
「…や…っ…ああ…ん…」
未知の感覚に震えながら身体を攀じる。
「…男と女が愛し合うときにどうするか…。
知っているか?」
優しいような意地悪なような…深い艶を含んだ涼太の声が、鼓膜に染み入る。