この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋する真珠
第2章 恋するカナリア
「…脚を開け」
もう一度、低い声で囁かれ、耳朶を軽く噛まれた。
「…んっ…」
瑠璃子は軽く呻いて、そろそろと歩幅を広げた。
…スリットが深く切り込まれているため、それはいとも容易くできてしまうのだ。
涼太の逞しい太腿が、ほっそりとした美しい脚の狭間に強引に差し入れられる。
「…ああっ…」
瑠璃子の薄い絹のスカート越しに、涼太の硬いデニム地に覆われた下半身が密着する。

…その形はさながら、色香に溢れたアルゼンチンタンゴのポーズのようだ。
上海のナイトクラブで見た外国人ダンサーが踊る激しくもエロティシズムに溢れたタンゴを、瑠璃子はぼんやりと思い出す。

「…んっ…」
涼太が瑠璃子の背中に手を回し、ぐっと引き寄せる。
下半身が更に密着し…瑠璃子の薄い下腹部に涼太のそれが押し付けられた。

…硬く熱く昂ぶるもの…。
瑠璃子には思いもかけない熱さを秘めていた…。
「…あ…っ」
…なに…これ…。
狼狽する心を読むかのように、涼太は瑠璃子の髪を搔き上げる。
「…硬いだろう?
男はな、興奮するとこうなるんだよ…」
ゆっくりと、涼太の太腿が瑠璃子の短いチャイナドレスのあわいを往復する。
「…や…っ…ああ…ん…」
未知の感覚に震えながら身体を攀じる。

「…男と女が愛し合うときにどうするか…。
知っているか?」
優しいような意地悪なような…深い艶を含んだ涼太の声が、鼓膜に染み入る。
/106ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ