この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永遠の愛のカタチ
第4章 祐の想い ※
これはオレが小春のばーちゃんの家に住せてもらっている時の出来事。
会社から異動命令が出て遠くへの引っ越しが決まってから、どうしてもやっておきたいことがあった。
それは、小春にプロポーズをすること。
付き合って一年も経っていないけど、小春とこれからも一緒にいたいと強く願っているからオレの妻になってもらいたいと思った。
転勤する前のたった数日で大好きな彼女の人生を大きく変えるイベントを迎えないといけない。
ここでプロポーズができないまま転勤したら次にいつ会えるかも分からないし……。
そう思って小春を置いて休日にひとりで出掛けることにした。
ちなみに“友達と会ってくる”っと嘘をついて出てきた。
小春にはもう嘘はつきたくなかったからなんだか心苦しいけど……。
「はぁー……。出てきたのはいいものの、どうしたらいいんだ……」