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永遠の愛のカタチ
第4章 祐の想い ※
悩みすぎているせいか、周りに歩いている人がいないタイミングでふと独り言を漏らしてしまった。
どんなプロポーズをすれば小春が喜んでくれて、オレと結婚していいと思ってくれるんだろう……。
元々、サプライズをするのは苦手だ。
嫌いだいう意味ではなく不器用なだけ。
隠すのも下手で、姉や元恋人に急なプレゼントを渡してびっくりさせようとしたことは事前で全てバレてしまった。
どうしてこうも女性は察しがいいんだろう。
こんな調子だからオレがプロポーズをしたがってることも小春にバレてしまっているのかな……。
時間を無駄にしつつも駅前の道路をうろついていたら雪が降ってきた。
とりあえず婚約指輪を探してから考えるか……。
近くにあった駅前のショッピングモールへ入り、アクセサリーショップへと向かう。
でもそこへ着いた時、面倒なことになっていてオレは足を止めた。