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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ



それから店長さんに付き添ってもらって一緒に産婦人科へ向かった。


数時間、人生で経験したことのないほどの激しい痛みに耐えた後に見えたのはお腹の中でずっと守り続けてきた愛しい我が子の姿。


「産まれる」っと連絡をしてから祐も駆けつけて手を握っていてくれたから赤ちゃんの産声が聞こえた時も共にいてくれた。



「小春、赤ちゃんと一緒によく頑張ったな。無事に生まれてきてくれて本当よかった」


「うん……。目元が祐に似ていてすごく可愛いよね」


「可愛いけど、オレなのか?可愛いんだからどっちかと言えば小春の方に似てねぇ?」


「あはは、私たちの子供なんだから両方に似るでしょ。これからこの子も大切に育ててしていこうね」



「もちろんだよ。……オレも小春と一緒にこの子を永遠に愛するから」


小指を絡めて幸せな笑みを浮かべた私たちは二人でずっと愛していこうと誓った。


私と祐を繋いだ愛のカタチである愛おしい存在を――――――




―― 永遠の愛のカタチ END ――
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