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永遠の愛のカタチ
第3章 ふたりの出会い、ふたつの家庭




「見て見て!小春からLOINEで子供の写真が送られてきたんだけど青木そっくりになってない?」


「うーん。確かにこれは青木だな」


仕事の休憩中にやってきた穂並さんがスマホの画面を椿さんに見せていた。


画面に映し出されている写真を見ている二人は眉をひそめる。


「子供が大きくなるのって早いわよねー。次に小春と会った時にはこの子がもう歩いていたりするのかしら……」


私と祐が地元から引っ越して行ってから二年経った。


会社から私たちがいなくなって空いた穴はなかったかのようにすっかりと埋まっていた。


代わりの人も入って来て穂並さんと土嶋さんと椿さんは私たちがいたことを昔話のように話している。


「穂並ははくまいと青木に会いに行ったんだよな。新婚の新居はどうだった?」


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