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さすがに無理やろ
第12章 いよいよ
あかん
落ち着け
とりあえず落ち着け、俺
そんで
そんなそぶりは見せずに
クールにベットに誘うんや
「ほな、寝よか」
と、誘導するも
案の定
「あ、あの、新飼さんはベットで」
と、青山さんは軽い抵抗を見せた
もちろん俺は
そんな抵抗に屈するつもりはない
「青山さんもベットな」
「でもベットは狭くて」
「狭いん好きやねん」
「……」
よしよし
青山さんの困った時のだんまりや
「嫌なん?」
そして嫌とは言えん性格
「……」
せやからここで追い討ちをかける
「俺は青山さんと寝たいねんけど」
「……あの…」
「ええよな?」
「……はい」
こうして
押しに弱い青山さんは
結局
俺の希望を叶えてくれるのだった