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さすがに無理やろ
第12章 いよいよ
全部話して
不安になったんか?
こんなに
キツく抱きついたりして…
「大丈夫や。
全部聞いても大好きやから」
そう言って
不安そうな青山さんの髪を撫でると
青山さんは
泣いてしまいそうな顔で俺を見上げ
そして
俺の頬に優しく両手を添えながら
唇と唇を重ねるだけの
優しいキスをしてくれた
「なんや?
誓いのキスか?」
「…誓い?」
「もう隠し事はしません。
あなたの前では
本当の私でいます。
やったら
嬉しいんやけど」
「クスッ」
「俺は、そうして欲しい」
「…新飼さん」
「楽にしたらええ」
「……」
「俺も
全部見せるから」
それから俺は
小さくうなずいた青山さんに唇を重ね
脳が溶けて
おかしくなりそうなほど
唇を犯し続けた
ほんまにおかしなりそうで
たまらず
首筋に舌を這わせると
その肌の滑らかさに
うっとりする
ほんまに白くて滑らかで
女の肌はなんでこんな柔らかいんやろ
あかん…
もう我慢でけへん
俺は
首筋への愛撫をやめんまま
カーディガンを
肩から落として
手触りのええワンピース越しに
小ぶりな胸に触れた
すると青山さんは
少し身体を竦めて
恥ずかしそうにうつむく
そんな青山さんに
俺はまた舌を絡ませ
全部見せると宣言した通り
俺も羽織っていたシャツを脱ぐと
「っん…っ…待っ…んっ」
青山さんは
キスの合間から
俺に待つよう懇願した
けどな
そんなんは想定内
簡単には
待たれへん
青山さんも
それを分かってて
ここに来てるんやから
「ベット行こか」