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さすがに無理やろ
第13章 とんだ悪魔
「なぁ水本さん
青山さんのことやけど
何が良かったんや?」
「えっと…
なんでしたっけ…
やだ
ホッとしたら
急に酔いが…」
水本さんは
自分のこと聞いてもろうて
ホッとしたんか
さっきまで背筋伸ばして座ってたのに
ソファーに
ぐったりともたれかかった
「だ、大丈夫か?」
「どうしよ…
ちょっとグルグルしてきちゃった…」
おいおい
勘弁してくれよ
肝心なこと教えてくれんまま
酔い潰れるとか
とりあえず
水、飲まさんと…
「ちょっと水飲んだ方がええで」
そう言うて水本さんに
氷の入った水を渡すと
「キャッ」
水本さんは
その水をひっくり返してしもうた
「おいおい大丈夫か?」
急いで
テーブルの上のおしぼりを
水本さんに渡し
そして
そこではじめて
俺は冷静に
水本さんの格好に目をやった
よう見たら
水本さん
ピッチピチの
うっすいセーターみたいな
ワンピース着てて
おっぱいの形
無茶苦茶分かるし谷間も見えてるし
かなりスカートの丈も短い
水で濡れたせいで
立ち上がると尻の形もバッチリ見えてて
パンツの跡も見えへんから
Tバック履いてるんちゃうか?
みたいな感じで
猛烈にエロい
いや
一瞬でそこまでチェックする
俺も俺やけど
俺はとにかく
水本さんに触れんよう
おしぼりやティッシュを渡す役に徹した
「やだもう…」
水かぶったせいで
少し酔いが覚めたのか
水本さんは
キチンと座り直して俺に頭を下げた
「ごめんなさい。
もう…恥ずかしいです」
いや、ええ
水こぼしたことは
恥ずかしいとか
思わんでええ
思わんでええから
頭を下げた時に見える谷間を
恥ずかしいと思いなさい!
丸見えやぞ!
ふわっふわのおっぱいと
その谷間と
チラッと肩から
ブラの肩紐まで見えてんで!
それに座ったら
スカートの丈が短かなって
俺好みのちょっとぽちゃっとした
太腿、無茶苦茶見えてんで!!
てか
パンツ見えそうやんけ!
「気にせんでええって。
とにかく酔いさまさんと」
「ありがとうございます。
新飼さん
本当に優しいですね」
「そんなことないで?
普通や」
「そんなことないです!
だから私心配なんです!」
そう言いながら
水本さんは
俺にずいっと近寄り
俺の膝に手を置いて呟いた
「青山さんは魔性だから」
え?
誰が?
青山さんが…魔性やて?