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さすがに無理やろ
第13章 とんだ悪魔

「だってそれは
安藤さんが悪いんですからぁ」

「何を言うてんねん
水本さん
俺の話聞いてるか?」

酔うて
誰かと間違えてんのか
わけの分からんこと言い出すし
俺から離れようとする気配
全くないやんけ

せやから俺は
「ごめんな
ちょっと触るで?」
と、声をかけてから
俺に乗っかってる水本さんごと
身体を起こして
水本さんを俺の隣に座らせた

案の定
服は乱れて
ブラ、ちょっと見えてるし
パンツも見えそうになってて
慌てて水本さんが脱いだ
カーディガンをかけてやると
水本さんは目を閉じたまま
「もう帰りたい…」
と、泣きそうな声で呟きはじめた

なんちゅう酒乱!
帰りたいんは
俺の方やで

けど
放って置くわけには
いかんし…

俺は頭を抱えながら
落ちた携帯を拾い
とりあえず
半分寝てるような水本さんを横目に
携帯をチェックした

わ、マジか…
バタバタしてる間に
青山さんと電話
繋がってもうてたやん
俺、なんか変なこと言うたかな…

「帰る…もう帰りたい…」

青山さんが気にはなるけど
水本さんの前で電話するわけにもいかんし…

「新飼さん…もう帰る…」

あーもう!
よし、とりあえずメールだけ…

『水本さん
話して安心したんか
だいぶ酔うてもうて
電話かけたのにごめんな。
もしかしたら
家まで送って行くかも。
あとで電話するな』…送信。

ええっ?!
おいおい
なんちゅう格好してんねん!

メールを送信して振り向くと
水本さんは
カーディガンを床に落とし
狭いソファーの上で
体操座りをしていた
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