この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
さすがに無理やろ
第14章 誤解
「多分
新飼さんを好きな訳じゃないんです。
もちろん俺のことも。
とにかく
自分のものにしたいんです。
誰かのものになる前に」
「悪い子やないのになぁ。
そんなことしても
ええことないって
早う気付いたらええのに」
「……はい。
新飼さん…」
「ん?」
「ほんとに水本さんとは何も…」
「ほんまや、なんもない。
SMどころか
おっぱいすら触ってもないわ。
水本さんは
俺がなびかんかったから
悔しくて泣いたんやろ」
「…そっか…。
青山さんに負けて悔しかったんですね」
「水本さん
会社来るんか?」
「今日は休むって言ってました」
「ほなチャンスやな」
「え?」
「お前、このまま水本さんとこ行け」
「え?」
「気分悪なって早退したって
言うといてやるから」
「でも…」
「女は
弱ってる時に優しくされるんが
一番効くねん。
それとな
今日は慰めるだけで
エッチすんなよ?
好きやとも言うたらあかん。
とにかく優しくしたれ。
そしたらお前に
チャンスは来るはずや」
あのエロボディを目の前にして
我慢すんのは大変やろうけど
「新飼さん…」
「まぁ頑張れや。
好きになったもん仕方ないわなぁ」
「はい」
「あ、それとな
青山さんのことは
まだ誰にも言うなよ」
「はい、それは必ず。
じゃあ俺…」
「あ、せや
俺な水本さんの悪口書いた紙
見てもうたんやけど
あれは…」
「あぁ…あれは本物です。
あーゆー陰湿なことする女も
この会社にはいるってことです。
それが誰かは知らないですけど」
「そおか。
それも慰めてやらんとな。
ほな行ってこい」
「はい」
新飼さんを好きな訳じゃないんです。
もちろん俺のことも。
とにかく
自分のものにしたいんです。
誰かのものになる前に」
「悪い子やないのになぁ。
そんなことしても
ええことないって
早う気付いたらええのに」
「……はい。
新飼さん…」
「ん?」
「ほんとに水本さんとは何も…」
「ほんまや、なんもない。
SMどころか
おっぱいすら触ってもないわ。
水本さんは
俺がなびかんかったから
悔しくて泣いたんやろ」
「…そっか…。
青山さんに負けて悔しかったんですね」
「水本さん
会社来るんか?」
「今日は休むって言ってました」
「ほなチャンスやな」
「え?」
「お前、このまま水本さんとこ行け」
「え?」
「気分悪なって早退したって
言うといてやるから」
「でも…」
「女は
弱ってる時に優しくされるんが
一番効くねん。
それとな
今日は慰めるだけで
エッチすんなよ?
好きやとも言うたらあかん。
とにかく優しくしたれ。
そしたらお前に
チャンスは来るはずや」
あのエロボディを目の前にして
我慢すんのは大変やろうけど
「新飼さん…」
「まぁ頑張れや。
好きになったもん仕方ないわなぁ」
「はい」
「あ、それとな
青山さんのことは
まだ誰にも言うなよ」
「はい、それは必ず。
じゃあ俺…」
「あ、せや
俺な水本さんの悪口書いた紙
見てもうたんやけど
あれは…」
「あぁ…あれは本物です。
あーゆー陰湿なことする女も
この会社にはいるってことです。
それが誰かは知らないですけど」
「そおか。
それも慰めてやらんとな。
ほな行ってこい」
「はい」