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さすがに無理やろ
第15章 甘く…切なく
ブブーッ…
あ、ユリからメールや

安藤と席に戻ると
早速ユリからメールが届いた

「水本さん、来てますか?」

ユリも気になるみたいやな
てか…
あんだけ言うたのに敬語やし

「来てないねん。
せやから
安藤に気にせんように
伝えといてくれって
頼んどいた」

「わかりました」

クスッ、また敬語やし

「仕事、大丈夫か?」

「昨日お休みしたから
残業になると思います」

どんだけ敬語やねん

「無理しすぎんよーにな」

「はい」

まぁ…
敬語の方がええなら
それでええねんけど
できれば俺は
普段通りのユリのまんまで
おってほしいねんけどな

「新飼、ちょっと」

あ、部長や
なんやろ

「急で悪いが大阪に行ってくれないか?」

「大阪ですか?大丈夫ですけど」

どうやら
転勤前に勤めてた支店でトラブルがあったらしい
トラブルが落ち着くまで
相当時間がかかりそうやな…

俺は
そう思いながら
水本さんの席に目をやり
そしてすぐに安藤に声をかけた

「安藤
俺これから
しばらく大阪出張やから」

「え?」

「まず今週は
帰って来られへん思うで。
ええタイミングや」

「あ…」

「早う伝えてやり」

「あ、はい」

ちょうどええやろ
俺がおらんかったら
水本さんは出社しやすいもんな

俺は
頭を下げる安藤の肩を叩いて席に戻り
「これから大阪出張になった。
また連絡するな」
と、ユリにメールをすると
鞄をもって
すぐに事務所を後にした
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