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さすがに無理やろ
第15章 甘く…切なく
とりあえず
パークホテルに到着

そして
近くのファミレスに入って
携帯をチェックしたけど
まだ
新飼さんからは
連絡がなかった

すごく忙しいんだろうな
もしかして
このまま会えないかも…

そんなことを考えながら
あえて
ゆっくりと食事をし
ドリンクバーで
2回もハーブティをお代わり

それでも
時間はまだまだある
一人の食事って
ほんと
あっという間で
全く時計の針は進んでくれない

もう一度
何か飲もうかな…
と、ドリンクバーの前まで
行ってはみたものの
飲みたいものもない

どうしよ、これから

そう思いながら
また席につき
携帯をチェックすると
新飼さんからの着信履歴が
画面に表示された

やだ
なんて間が悪いんだろう
と、とりあえず
お店出てかけ直さなきゃ

プルルルル…プルルルル…プルルルル…

…出ない…

それから
また連絡が取れないまま
一時間が過ぎた頃
新飼さんからメールが届いた

『無事?
ほんまごめん。
パークホテルは15時にチェックインできる。
俺の名前で予約。
ユリが行っても
チェックインできるよう手配したから』

なんだか…
ぶっきらぼうなメール

きっと
本当に忙しくて
こんなメールになったんだよね
電話をかけたいけど
出られない状況なのかも

どうしよう…
今日
新飼さんに
会えないような気がしてきちゃった…

だって
私がチェックイン
できるようにってことは
夕方…ううん
夜まできっと仕事

もしかしたら
その仕事は
今日中に終わらないかも知れない

どうしよう
私…
新飼さんの
仕事の邪魔しちゃってる…

『わかりました。
時間になったら
チェックインしています。
久しぶりの大阪を
満喫しているので
私のことは気にせず
お仕事して下さい。
仕事が終わりそうになったら
連絡下さい』

…送信

そう
これでいい

私が勝手に来たからいけないんだし
明日には
会えるかも知れない

少しでも会えれば
私は
それでいいから
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