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さすがに無理やろ
第15章 甘く…切なく
ゆっくり歩いても
結局新大阪には着いてしまうし
新幹線やって
じゃんじゃん到着する
俺はユリと
ホームのベンチに腰を下ろして
目の前を通り過ぎる
新幹線を眺めた
「何時に乗る?」
「……」
8時言うてたのに
時間はもう8時半
離れたないけど
帰りが遅なるユリのことも心配や
そろそろ
乗せんとな…
「次のんに乗るか?」
手は握りしめたまま。
いつから握っとったやろ…
「…そう…しようかな…」
今日は日曜日
シンデレラなんとかとは
時間違うけど
ホームにカップルは
わりと多い
あんまり気にしたことなかったけど
名残惜しそうにしてる二人
多いなぁ…
ハグしてる奴らも
まぁまぁおるし
泣いてる女の子も…
俺もしたいなぁ…ハグ
「帰ったら
連絡くれよ?」
「うん」
「ユリ…」
「ん?」
「ほんま会えてうれしかった。
来てくれてありがとうな」
「ううん」
ユリの口数は少ない
まぁ…
その気持ちも分かるし
しゃあないと思う
俺やって
ほんまは離れたのうて
元気がないんやから
あ、チューしてる奴もおんな…
いわゆるバカップルや
せやけどな
分かるで、その気持ち
人前でも
そうしてしまうくらい
悲しいんよな
子供とかおったら
遠慮せないかんと思うけど
おらんのやったら…
なぁ
今これ読んでる人にお願いや
許したってくれ
バカップルやて分かってんねん
そんなこと人前でどうなんやって
それでもやってまうほど
辛いねんから…
あ…新幹線…来てもうた
結局新大阪には着いてしまうし
新幹線やって
じゃんじゃん到着する
俺はユリと
ホームのベンチに腰を下ろして
目の前を通り過ぎる
新幹線を眺めた
「何時に乗る?」
「……」
8時言うてたのに
時間はもう8時半
離れたないけど
帰りが遅なるユリのことも心配や
そろそろ
乗せんとな…
「次のんに乗るか?」
手は握りしめたまま。
いつから握っとったやろ…
「…そう…しようかな…」
今日は日曜日
シンデレラなんとかとは
時間違うけど
ホームにカップルは
わりと多い
あんまり気にしたことなかったけど
名残惜しそうにしてる二人
多いなぁ…
ハグしてる奴らも
まぁまぁおるし
泣いてる女の子も…
俺もしたいなぁ…ハグ
「帰ったら
連絡くれよ?」
「うん」
「ユリ…」
「ん?」
「ほんま会えてうれしかった。
来てくれてありがとうな」
「ううん」
ユリの口数は少ない
まぁ…
その気持ちも分かるし
しゃあないと思う
俺やって
ほんまは離れたのうて
元気がないんやから
あ、チューしてる奴もおんな…
いわゆるバカップルや
せやけどな
分かるで、その気持ち
人前でも
そうしてしまうくらい
悲しいんよな
子供とかおったら
遠慮せないかんと思うけど
おらんのやったら…
なぁ
今これ読んでる人にお願いや
許したってくれ
バカップルやて分かってんねん
そんなこと人前でどうなんやって
それでもやってまうほど
辛いねんから…
あ…新幹線…来てもうた