この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
さすがに無理やろ
第17章 おそらく最終章
それから約一月
俺は
少し先を
水本さんと歩く
ユリの後ろ姿を見ながら
安藤に話しかけた
「女は強いなぁ」
「そうですね…
あ、でもまだ
水本さんはメソメソしてる時
ありますよ」
ようやくユリは
地味なパンツスーツを
脱ぐ決心がつき
今日は
ユリがスーツを脱いで
出社した記念日いうことで
これから4人で乾杯しに行くんや
「そやのに
会社辞めへんところが
強い言うてんねん。
ユリも
凹んでる時あんねんけど
なんや…意地張ってんのか
辞めへんねん」
「女の意地なんですかね。
あーなんか怖くなってきました」
「え?」
「最強な二人と
俺ら付き合ってるってことですよね?」
「クスッ、せやな。
そういえば…」
「なんですか?」
「水本さんの着てる服
だいぶカジュアルになったなぁ」
「元々あーゆーのが
好きなんですよ。
前はわざと女らしくしてたんです」
「そやったんか…
あれはあれで
エロ可愛いかってんけどなぁ」
「そうなんですけどねー。
俺と居る時は
全くそんなの着ないですよ」
「マジか、もったいない。
エロボディに似合うてたし
エロ下着も最高やのになぁ」
ほんまにあのボディは
今でも忘れられへんくらい
エロかったわ
「え?」
「あ」
まずい
あの赤いエロ下着を見たことは
内緒やった!
「え?エロ下着ってなんなんすか?!!」
「いや」
「新飼さん!」
「いやいやいやなんでもない。
ただの妄想や」
「ほんとですか?!」
「ほんとほんと
ほんまにほんま」
ふー…危なかった
せやけど
あんなことが
ほんまにあったんか?
と思うほど
目の前の二人は穏やかで
楽しそうや
前を歩くユリの足取りは軽いし
水本さんと
笑顔で会話をしてることが
ほんまに微笑ましい
「新飼さん結婚まだですか?」
「せやな…
俺はもう結婚してもええ
思うててんけどな。
せやけどまぁええか。
あんなに笑顔でおる
ユリを見れたんやから」
いつかまた
ユリが泣く日はあるかもしれん
やっぱり辛うなって
辞めたくなる時もあるやろう
今でも
メソメソする日があるんやから
せやけど今日の笑顔は最高や
あのまま辞めてたら
この笑顔は
見られへんかった
そう思うと
辛かったやろうけど
踏ん張って良かったなぁと思う
無理やと
思うた時は
結婚したらええんやから
俺は
少し先を
水本さんと歩く
ユリの後ろ姿を見ながら
安藤に話しかけた
「女は強いなぁ」
「そうですね…
あ、でもまだ
水本さんはメソメソしてる時
ありますよ」
ようやくユリは
地味なパンツスーツを
脱ぐ決心がつき
今日は
ユリがスーツを脱いで
出社した記念日いうことで
これから4人で乾杯しに行くんや
「そやのに
会社辞めへんところが
強い言うてんねん。
ユリも
凹んでる時あんねんけど
なんや…意地張ってんのか
辞めへんねん」
「女の意地なんですかね。
あーなんか怖くなってきました」
「え?」
「最強な二人と
俺ら付き合ってるってことですよね?」
「クスッ、せやな。
そういえば…」
「なんですか?」
「水本さんの着てる服
だいぶカジュアルになったなぁ」
「元々あーゆーのが
好きなんですよ。
前はわざと女らしくしてたんです」
「そやったんか…
あれはあれで
エロ可愛いかってんけどなぁ」
「そうなんですけどねー。
俺と居る時は
全くそんなの着ないですよ」
「マジか、もったいない。
エロボディに似合うてたし
エロ下着も最高やのになぁ」
ほんまにあのボディは
今でも忘れられへんくらい
エロかったわ
「え?」
「あ」
まずい
あの赤いエロ下着を見たことは
内緒やった!
「え?エロ下着ってなんなんすか?!!」
「いや」
「新飼さん!」
「いやいやいやなんでもない。
ただの妄想や」
「ほんとですか?!」
「ほんとほんと
ほんまにほんま」
ふー…危なかった
せやけど
あんなことが
ほんまにあったんか?
と思うほど
目の前の二人は穏やかで
楽しそうや
前を歩くユリの足取りは軽いし
水本さんと
笑顔で会話をしてることが
ほんまに微笑ましい
「新飼さん結婚まだですか?」
「せやな…
俺はもう結婚してもええ
思うててんけどな。
せやけどまぁええか。
あんなに笑顔でおる
ユリを見れたんやから」
いつかまた
ユリが泣く日はあるかもしれん
やっぱり辛うなって
辞めたくなる時もあるやろう
今でも
メソメソする日があるんやから
せやけど今日の笑顔は最高や
あのまま辞めてたら
この笑顔は
見られへんかった
そう思うと
辛かったやろうけど
踏ん張って良かったなぁと思う
無理やと
思うた時は
結婚したらええんやから