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さすがに無理やろ
第6章 もどかしい偶然

さて.俺も帰るか…

青山さんのことは気になるけど
俺はもう
どうすることもででけへんしな

はぁ…
俺もタクシーで帰るか…

心配なんと疲れとで
もう電車に乗る気がうせた俺は
タクシー待ちの行列に再び並び直し
携帯をチェックした

かかってくるわけ
無いねんけど

それでも俺は
その日、寝落ちするまで
何度も何度も
携帯を気にしていた

青山さんから
『助けて下さい』と
か弱い声で助けを求められるんじゃないかと思って…。


翌日目が覚めたのは5時

今日は休みやし
疲れてたのに
えらい早起きしてもうたな…

というか
何回も目が覚めて
よう寝られへんかった

眠いのに寝られへん…
あ、せや携帯

俺は早速
布団の中で携帯をチェックした

もちろん
青山さんからの着信はない

当たり前や
深夜にかけてくるわけないし
助けてもらうんなら
あの居酒屋の友達に電話するやろう

わかってんねん
そんなのようわかってんねんけど

正直俺は
がっかりしていた

ほんまに心配で
咄嗟に渡した名刺やったけど
期待してんねんな
青山さん具合悪いのに…

けど気になるよな?
無事に帰れたんか
熱はもう下がったんか
少しは何か食べられてんのか…
何でもええから
知りとうてたまらへん

俺は携帯を手放すと
布団をぎゅーっと抱きしめながら
目を閉じた

青山さん…

青山さん青山さん青山さん…


青山さん!!


早よう元気になってくれ!

そんで
貸した背広返してくれ!

その時でええから
ちょっと話ししよ!

お茶くらい
付き合うてくれるか?

できれば
酒飲みながら
話ししたいけどな

そん時は
眼鏡外して
髪も解いてたらええなぁ

その方が
何や…好きやねん

ほんまに彼氏とか
おらんのやろか

青山さんの
可愛らしい耳触りながら
キスするような男

きっちり留めてる
あのボタンを外して
青山さんの胸に顔を埋めるような男

あの白い肌を
好きなだけ触れて
青山さんの欲情した顔を見られる男…

あぁ…あかん
また不謹慎な欲望が湧いてきた
青山さんが
苦しんでるいうのに…

不謹慎や

ほんまに不謹慎や

けど…


もう止められへん


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