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さすがに無理やろ
第6章 もどかしい偶然

目を閉じたまま
右手で熱くなってきたモノを触ると
俺は「あぁ…」と
思わず声を漏らした

忙しくて溜まってたのもある

けどそれだけやのうて
おそらく
俺の頭の中に
不謹慎極まりないが
青山さんとの
妄想が繰り広げられてたからや

白い滑らかな肌
おそらく
大きくはない胸
噛みつきたくなるような内腿
艶かしい瞳
俺を誘うように
赤く濡れた…膣

あぁ…
壊れない程度に
青山さんを抱きしめたい

AVも見ないまま
右手を動かしたのは
いつぶりやろう…

俺は
脳裏の青山さんと
一気に登り詰めると
満足感と寂しさの
両方を味わっていた

鳴らない携帯を見つめながら
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