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さすがに無理やろ
第9章 友達からの脱却

「眼鏡を外した青山さんは
ほんまの青山さんみたいでええなぁ」

「…どういう…意味ですか?」

眼鏡をかけてないことが慣れへんのか
青山さんは
ちょっと恥ずかしそうにしながら
俺を見つめた

「俺な、ずっと思うてたんやけど
今の青山さんがいわゆる普通で
会社の青山さんは
偽者や思うてんねん。
あたってんちゃう?」

「…それは…」

「まぁええけどな、どっちでも。
どっちも青山さんで
俺はどっちも気に入ってるし」

「……」

「せやけど
眼鏡せんでも見えてるんは
当たってんねやろ?」

「…はい」

「ありがとうな。
教えてくれて。
もうそれで十分や」

そう言って
空いたお猪口に酒を注いでやると
青山さんは
なんや…嬉しそうに
その酒を口にした

その時思うたんや

もうええわ
過去に何があったかとか
なんで眼鏡かけてんのか、とか…
俺と機嫌よう
会うてくれたら、それで

できればそれが
友達というランクで無い方がええんやけど
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