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第3章 処刑

「そんなことはいい。立て。」治夫は再び上半身を縛っている縄を掴むと由里を立ち上がらせた。
「次はあれに跨がって貰う。」と指した先には三角木馬があった。
由里の胸がドクンっとなる。
遂に跨ぐ事が出来る。
憧れていた三角木馬。
どんな苦痛が待ち受けているのだろう。
湧き上がる興奮が由里のヴァギナを濡らす。
「はっはい。」由里はフラフラ歩き始め三角木馬に近付いていった。
「それじゃその石に乗って跨げ。」と命じる治夫。
三角木馬の両側には伊豆石が台に乗り置かれている。
今までの経験からこの石がどういう風に使われるかは想像がついてしまう。
由里は石に乗り三角木馬を跨ぐと向こう側の石に足を置いた。
三角木馬の頭上にもやはりカラビナが吊るしてある。
治夫も石に乗り由里の背後にまわると持っていた縄を上半身の縄に結び付けると一巻きし、また縄を結ぶ。
その縄尻をカラビナに通して由里の上半身を吊り上げる。
再び上半身の縄にかけると固定した。
「さて。」治夫は石から下りると由里の右足に新たな縄を縛り付けた。
その縄尻を持ってまた石に上がるとカラビナに通すと縄を引いた。
由里の右足は石から離れ宙に浮いた。
治夫は縄を固定して右足を吊り上げた。
左足だけでは支えきれず股間が三角木馬の背に触れる。
「うっ。」軽く股間に食い込んだ。
治夫は反対側にまわると左足に縄を縛りつけ縄尻をカラビナに通した。
「それじゃいくぞ。」と言うと縄を引いた。
「あーっ。痛いっ。」左足が宙に浮く事により由里は全体重を股間で支えることになった。
由里の両足は膝を曲げ吊り上げられた。
「あぁー。」由里の表情は苦悶に歪む。
これが三角木馬。
表情は苦悶に歪んでいたが由里は興奮していた。
裂けてしまうんじゃないかと思う程の苦痛だがその場所が熱く濡れてくるのがわかる。