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女囚
第3章 処刑
「お前はそこには入らない。こっちだついてこい。」と治夫は更に奥へと向かう。
「そうか。入ってみたかったな。」残念そうな奈々子。
やがて左手側がひらけて廊下はそこで途絶えた。
スイッチを押して電灯をつける治夫。
そこは治夫が広子と由里の命を奪った場所。
ここに入った女は1人も生還をはたしていない。
その場所に今奈々子が足を踏み入れた。
「こっここは。」言葉を詰まらせる奈々子。
「拷問部屋だ。お前は日曜日の夜までここで拷問されるんだ。」
「ごっ拷問って。」顔に恐怖の色が伺える。
「こっちにこい。」命じる治夫。
「はっはい。」さっきまではしゃいでいた奈々子は不安になってきていた。
治夫は縄を手にすると上半身を縛っている縄に結びつけてその縄尻を天井から吊り下げられているカラビナに通して引く。
縄がピンと張ると「爪先立ちだ。」と命じる。
「はっはい。」奈々子が爪先立ちになる。
「もっとだ。」
更に踵を上げる奈々子。
素早く縄を引くと縄を固定する治夫。
「あっ。」強制的に爪先立ちにされた奈々子が声を漏らす。
治夫は新たな縄を持つと奈々子の足の膝上辺りに縛りつけ縄尻をカラビナに通して引き上げる。
「あーっ。うっ。」爪先立ちの上に片足立ちにされ苦し気な表情を浮かべる奈々子。
「これはなんだか知ってるか。」と治夫は何やら植物の茎を乾燥させて棒状に編み上げた物を奈々子に見せる。
「いえ。知りません。」と答える声には恐怖の色が伺える。
「そんなに怖がるな。お前に急に厳しい拷問をするつもりはない。」と顔を伏せている奈々子の顎に手を添えて上を向かせてキスをした。
「ご主人様を信頼してます。私の身体はご主人様の物だと自覚もしています。ごっ拷問も受け入れます。お好きな様に私の身体で楽しんで下さい。」
「よく言った。お前は奴隷として俺を楽しませてくれた。だがここに入った今は女囚だ。逆らう事抗う事は一切出来ない。」
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