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幼馴染と、そして先生と
第9章 先生の自宅で
「どうぞ」
「先生の家って広いんですね。家族で暮らしているんですか?」
「ううん。一人暮らしよ。大きな部屋で暮らしたくて、頑張って働いているって感じかな。でも、有田君の家だって広いでしょう」
「俺は、今まで父さんと暮らしていましたからね。広すぎて掃除とか大変です。もう少し小さいマンションに引っ越せればいいんですけど。お金ももったいないですね。保険金が下りて、マンションのお金は払わなくてよくなってみたいで、暫くは暮らしていけそうです」
「そう。とりあえず、住む家があれば何となるものよ」
 そう言うと、美香子は和義の肩をポンと叩いた。
 励ましてくれているようである。その心遣いがありがたく、和義は心の中でお礼を言った。
 コーヒーはインスタントではなく、豆から挽いた本格的なものであった。若干の酸味があり、心地よく喉を駆け抜けていく。
「有田君。コーヒー飲んだら、お風呂入っちゃいなさい。さっぱりしたいでしょう」
「え、でも……、いいんですか?」
「もちろん、今日はここに泊まるんだから、思い切りリラックスして頂戴」
「ありがとうござまいます。それじゃお言葉に甘えて」
 美香子は和義の言葉を聞くと、彼を浴室まで案内していく。
 玄関から見て、左のトビラに浴室あるようで、中は広々として清潔感が漂っていた。
 一応、部屋着は持ってきてある。部屋着を脇に置き、タオルの場所などを聞いた後、美香子は出ていった。一人残された和義は、服を脱ぎ全裸になると、浴室に入った。
(ここで先生が毎日裸になっているんだ……)
 そう考えると、ペニスが反応してしまう。
 グググと、少しずつペニスが反り返っていく。
(駄目だ駄目だ。こんな妄想しちゃ……)
 わかっているのだが、妄想は止められない。淫らな展開が頭の中を巡り、徐々に支配していく。
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