この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼馴染と、そして先生と
第10章 迸る青い欲望
それは半ば冗談のようにも聞こえるが、和義にとっては嬉しかった。どこか、男として認めてもらえたような気がしたのである。
「……で、有田君の童貞を奪った女の子は誰なの? ここで白状しなさい」
それを言われると困る。
決して隠しているわけではないのだが、言えば由美に迷惑がかかってしまうかもしれない。なるべくなら、言わないで置きたいと感じていた。
「言わないと駄目ですか?」
「あなたの担任として、知っておかないとならないもの」
「そういうもんなんですかね」
和義がもごもごと言うと、美香子がすたすたと歩いてきて、和義の横に座った。
そして、首に手を回すと、そのまま熱く抱きついてきた。
「せ、先生……」
「早く教えて、誰とセックスしたのかしら?」
美香子の身体が立ち上る、甘い香りに、和義はくらくらとなってしまう。
こんな馨しい匂いを嗅いでしまうと、ますます興奮してしまうではないか。ペニスはどんどん硬くなっていき、ボクサーパンツの中で暴発寸前な程、膨れ上がった。
「誰にも言いませんか?」
「もちろん、これは私と有田君だけの秘密よ」
「そ、それなら……」
そこで、ようやく堪忍した和義は、正直に由美とセックスした事実を告げた。
すると、意外そうな顔で美香子は和義を見つめた。
「へぇ、清野由美さんとねぇ。確か、有田君の幼馴染よね?」
「そうです。父を喪い、途方に暮れていた時、優しくしてくれたんです。そして、そのまま寝てしまいました」
「そう。でも、清野さんが相手でよかったわ。もし、よくわからない子だったら、私、嫉妬しちゃうもの」
それは、本気だろうか? それとも冗談だろうか?
「……で、有田君の童貞を奪った女の子は誰なの? ここで白状しなさい」
それを言われると困る。
決して隠しているわけではないのだが、言えば由美に迷惑がかかってしまうかもしれない。なるべくなら、言わないで置きたいと感じていた。
「言わないと駄目ですか?」
「あなたの担任として、知っておかないとならないもの」
「そういうもんなんですかね」
和義がもごもごと言うと、美香子がすたすたと歩いてきて、和義の横に座った。
そして、首に手を回すと、そのまま熱く抱きついてきた。
「せ、先生……」
「早く教えて、誰とセックスしたのかしら?」
美香子の身体が立ち上る、甘い香りに、和義はくらくらとなってしまう。
こんな馨しい匂いを嗅いでしまうと、ますます興奮してしまうではないか。ペニスはどんどん硬くなっていき、ボクサーパンツの中で暴発寸前な程、膨れ上がった。
「誰にも言いませんか?」
「もちろん、これは私と有田君だけの秘密よ」
「そ、それなら……」
そこで、ようやく堪忍した和義は、正直に由美とセックスした事実を告げた。
すると、意外そうな顔で美香子は和義を見つめた。
「へぇ、清野由美さんとねぇ。確か、有田君の幼馴染よね?」
「そうです。父を喪い、途方に暮れていた時、優しくしてくれたんです。そして、そのまま寝てしまいました」
「そう。でも、清野さんが相手でよかったわ。もし、よくわからない子だったら、私、嫉妬しちゃうもの」
それは、本気だろうか? それとも冗談だろうか?