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幼馴染と、そして先生と
第2章 幼馴染との関係
 次に、由美はカリの裏を刺激し始めた。亀頭の裏側を丁寧に舌で、弄んでいく。その所作は、優しく少し擽ったい。しかし、とても心地よく感じられる。カリ裏を刺激されると、独特の気持ちよさが発生する。じわじわとペニスが熱くなり、真から心地よくなる感覚である。
 夢見心地でフェラチオを堪能する和義。
 不謹慎ではあるのだが、この時、父親の死のことを忘れていられた。ただ、快楽を貪欲に追い求める、奴隷のようになっていたのである。
 人は精神のバランスを無意識にとっている。辛いことがあると、それを忘れるために、何か楽しいことがしたくなる。それと同じで、父親の死という悲しい現実を前に、和義は塞ぎ込んでいた。しかし、突如現れた由美に優しくされて、それで、一瞬ではあるが、悲しい現実を忘れていられたのである。
 どんどん心地よくなっていく自分の分身を見て、和義は由美に感謝していた。
(ありがとう……由美……)
 心の底から嬉しくなる。
 同時に、もっと気持ちよくなりたくて堪らなくなった。
 フェラチオの経験が初めてであるため、他と比較できない。ただそれでもわかる。由美のフェラチオは、決してテクニックが巧みというわけではない。どこかぎこちないし、時折歯が当たる時もある。けれど、それでも気持ちよくなってしまう。
 その理由は、由美が和義を気持ちよくさせたいと感じているからであろう。人を思いやる気持ちが、テクニックを超えて、気持ちよさを生み出しているのである。由美は懸命にフェラチオをしていた。悲しみに暮れる幼馴染を、どうにかして勇気づけたかった。
 傘頭を中心に刺激していた由美であったが、ここで変化を加えていった。あまり動きが単調になってしまうと、心地よさも半減してしまうかもしれない。そんな風に思っていた。一旦、亀頭を舐るのを止めて、今度はペニスを喉元まで深く飲み込んだ。そして、吸い付くようにフェラを始める。
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