この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
抱けない彼を妄想で抱く
第4章 休日の昼下がり、後ろから
ひと突きされる度に、意識が飛びそうなほどの気持ちよさが襲ってきます。
「もっと、ああっ!…っおく、が、いい…!」
彼に必死になってねだります。
いつこの幸せな時間が終わってしまうのだろう。
終わってほしくありません。
でも、いますぐに終わって、この一瞬を永遠の箱に閉じ込めて、長い人生を歩んだあとにこっそりとその蓋を開けてみたい。
矛盾した様々な思いがめぐります。
思考はもう、わたしのコントロール下にはありません。
突き入れられる度に頭の中がリセットされます。
とろけては言葉がうまれ、生まれたものをすぐさま溶かされては思考が生まれ、彼とコミュニケーションをとっているのか、ひとりで万事を過ごしているのか分からなくなります。
彼はもう限界のようでした。
「あ…っ、く、いきそう…っ」
悲しさと嬉しさが胸の内に広がります。
彼の存在はたしかにここにありました。
わたしとは違う存在が、わたしとは違う意識のもと、ひとりで快楽の果てに到達しようとしています。
違う存在なのです。
当たり前のことなのに、彼とセックスしているとそれが分からなくなります。
悲しくて、でもそんな自分とは別の存在がわたしを選び、最高の快楽を受けようとしていることに嬉しさも感じます。
「いっていいよ…っ」
快楽を受け止めるのに精一杯で、なかなか言葉が出てこなかったけれど、やっとそれだけ返します。
言葉を返すと、彼は2、3回強く突き入れました。
膣の中では彼のものがふくらみ、より大きく、固く、身体にフィットしたものに激しく突き入れられ、これまでで一番の快楽におそわれます。
それを隠すことなく、声にのせて、身体のふるえにのせて彼に伝えます。
「もっと、ああっ!…っおく、が、いい…!」
彼に必死になってねだります。
いつこの幸せな時間が終わってしまうのだろう。
終わってほしくありません。
でも、いますぐに終わって、この一瞬を永遠の箱に閉じ込めて、長い人生を歩んだあとにこっそりとその蓋を開けてみたい。
矛盾した様々な思いがめぐります。
思考はもう、わたしのコントロール下にはありません。
突き入れられる度に頭の中がリセットされます。
とろけては言葉がうまれ、生まれたものをすぐさま溶かされては思考が生まれ、彼とコミュニケーションをとっているのか、ひとりで万事を過ごしているのか分からなくなります。
彼はもう限界のようでした。
「あ…っ、く、いきそう…っ」
悲しさと嬉しさが胸の内に広がります。
彼の存在はたしかにここにありました。
わたしとは違う存在が、わたしとは違う意識のもと、ひとりで快楽の果てに到達しようとしています。
違う存在なのです。
当たり前のことなのに、彼とセックスしているとそれが分からなくなります。
悲しくて、でもそんな自分とは別の存在がわたしを選び、最高の快楽を受けようとしていることに嬉しさも感じます。
「いっていいよ…っ」
快楽を受け止めるのに精一杯で、なかなか言葉が出てこなかったけれど、やっとそれだけ返します。
言葉を返すと、彼は2、3回強く突き入れました。
膣の中では彼のものがふくらみ、より大きく、固く、身体にフィットしたものに激しく突き入れられ、これまでで一番の快楽におそわれます。
それを隠すことなく、声にのせて、身体のふるえにのせて彼に伝えます。