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第2章 ああ、良き女子友よ

　コズエにヘンな刺激を与えたのは、高校時代からの親友・文子だった。

　コズエは結婚してからずっと専業主婦、
文子は子供が中学に上がるとすぐにパートの仕事に出た。当時４５歳だった。
お互い結婚するまではＯＬだったが、その時とは違う刺激があって面白い、と
事あるごとに話を聞かされた。
小さなリフォーム会社で事務をする文子は、小さいながらも人との、
いや男との出会いが豊富なことを自慢していたっけ・・