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揺れる世界の秘め事
第18章 お風呂でゆったり?
「こんなんで…よかったの…?」
入浴剤を入れてから2人で湯船に浸かる。
乳白色のそれは柔らかく、甘い香りがする。
「もちろん。なんならもっかいシたいけど…さすがにやりすぎたからなぁ…」
「うん…さすがにしんどいわ…」
「だよな、ごめんな、何度もいじめすぎた」
さすがに悪いと思ったのか、とても申し訳なさそうな顔をしていて、少し笑ってしまう。
「もう…いいよ…私だって…イヤなんかじゃなかったんだから…」
「ん…俺さ、本当に、好きになった人とか初めてで…初恋なんだよ…だから、過去の人みたいに適当に付き合うつもりも…加減とかも、全然できねぇ…」
そういう純平くんは、いつもと違ってとても弱く見えた。
「……一緒、なのかな…?」
「…え?」
そんな純平くんを見て、私もぽつりと呟いた。
「うん…一緒なんだよ、私達…私も…初恋、だし…こんなに好きになったことないもん」
「麻美…さん…」
「だから、ね…?これから、私のいろんなはじめてを…もらって欲しいし、見たことない純平くんをいっぱい見せて欲しい…な」
照れ笑いを浮かべながら純平くんを見ると、硬直したまま、ぽろぽろと涙を流していた。
「うぇぇ!?純平くん!?どどど、どうしたのっ」
「…いや…だって…それプロポーズじゃん…最高の殺し文句じゃん…なんかもう…健気って言うか…綺麗って言うか…もう、しんどい…」
だ、だからって泣く事無いじゃない!大人の男性の涙なんて見たこと無くて、それがとても綺麗で、すごく動揺する。
ん…?プロポーズ…って言った?
「や、えっと…まぁ…でも……ね、それだけ大好きって…ことで」
「うん…ありがとう…こんな俺を好きになってくれて…ありがとう…」
すっかり毒気の抜けた純平くんは涙を隠すことなく、柔らかい表情を見せた。
「や、うん、これから、よろしくお願いします?…あぁっと…のぼせそうだから、先、出ちゃうね?」
「うん、そうして…頭とか俺まだだし…服は今日買ったの届いてるから」
「う、うん?ありがとう」
流されるままにお風呂場から出て、そっとタオルに身を包む。
入浴剤を入れてから2人で湯船に浸かる。
乳白色のそれは柔らかく、甘い香りがする。
「もちろん。なんならもっかいシたいけど…さすがにやりすぎたからなぁ…」
「うん…さすがにしんどいわ…」
「だよな、ごめんな、何度もいじめすぎた」
さすがに悪いと思ったのか、とても申し訳なさそうな顔をしていて、少し笑ってしまう。
「もう…いいよ…私だって…イヤなんかじゃなかったんだから…」
「ん…俺さ、本当に、好きになった人とか初めてで…初恋なんだよ…だから、過去の人みたいに適当に付き合うつもりも…加減とかも、全然できねぇ…」
そういう純平くんは、いつもと違ってとても弱く見えた。
「……一緒、なのかな…?」
「…え?」
そんな純平くんを見て、私もぽつりと呟いた。
「うん…一緒なんだよ、私達…私も…初恋、だし…こんなに好きになったことないもん」
「麻美…さん…」
「だから、ね…?これから、私のいろんなはじめてを…もらって欲しいし、見たことない純平くんをいっぱい見せて欲しい…な」
照れ笑いを浮かべながら純平くんを見ると、硬直したまま、ぽろぽろと涙を流していた。
「うぇぇ!?純平くん!?どどど、どうしたのっ」
「…いや…だって…それプロポーズじゃん…最高の殺し文句じゃん…なんかもう…健気って言うか…綺麗って言うか…もう、しんどい…」
だ、だからって泣く事無いじゃない!大人の男性の涙なんて見たこと無くて、それがとても綺麗で、すごく動揺する。
ん…?プロポーズ…って言った?
「や、えっと…まぁ…でも……ね、それだけ大好きって…ことで」
「うん…ありがとう…こんな俺を好きになってくれて…ありがとう…」
すっかり毒気の抜けた純平くんは涙を隠すことなく、柔らかい表情を見せた。
「や、うん、これから、よろしくお願いします?…あぁっと…のぼせそうだから、先、出ちゃうね?」
「うん、そうして…頭とか俺まだだし…服は今日買ったの届いてるから」
「う、うん?ありがとう」
流されるままにお風呂場から出て、そっとタオルに身を包む。