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揺れる世界の秘め事
第12章 家まで、待てない…
「あせんなよ…たくさんシてやる」
そう艶かしい笑顔で笑った瞬間、
ぐぐぐと蜜口へ彼の欲望が挿入されていく。
「んっ…ぁぁぁっ…ぃ、ッ」
「ぅぁ…キッツ…」
ビリビリとした快感と同時に裂けるような痛みが走る。
なんで、私もう処女じゃ…
信じられない、と、思ったのと、
痛みと嬉しい気持ちが混ざり合って涙が零れる。
「ご、め…ゆっくり、お願い…」
息をゆっくり吐きながら掠れた声を出すと
純平くんが心配と驚きが混じった顔でこちらを見る。
「え、平気?痛い?」
「大丈夫、だよ…」
心配してもらうのが嬉しくてキュンとする。
指で何度も慣らされているし、
十二分に濡れているのに痛みが走るのなんて考えられる理由はそれほど多くない。
「ちょっと、痛い、けど…幸せ、かなッぁ…」
くしゃりとした笑顔を見せると純平くんの指がまぶたの淵の雫を払う。
「俺も。…麻美の最後までもらえて最高に嬉しい」
その意味はいくつもあるのがわかって、嬉しくて胸が鳴く。と、同時にナカも締まって圧迫感に純平くんが唸る。
「あんま、締めんなよ…すげぇイイけど…さ」
苦い笑みに混ざった欲がチラチラと見え隠れする。
「ん、ぅ…勝手に、なるんだから…ぁ」
少しだけ拗ねるような仕草をして純平くんを受け入れていく。太いし…長いし…正直キツイ。
でも…ゆっくりとこじ開けられる圧迫感、痛み、幸福感が溢れて止まらない。
「は…ぁッ…」
大きく息を吐いて純平くんを全て受け入れようと耐える。