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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第2章 決して偶然じゃない

「治す方法、知ってますよ」
「えっ?」
初めて横を見た。
グレーのジャケット。グリーンの色味のネクタイ。20代前半くらいの若い男性が、私の顔をのぞき込んでいた。
どこかで見たことがあるような、芸能人みたいなくっきりとした二重と長いまつげが印象的だ。
「僕ならあなたの体調不良を治せます。何故なら理由がわかるからです。信じてくれれば、ですが」
充分胡散臭いのに、その言葉は何故かすんなり受け入れられた。目の前の男は医者という雰囲気でもない。それなら怪しい宗教とか?
一瞬ヤバい人かもしれないと思ったが、柔和な微笑みを見ていると訳もなく信じられる気がした。
「えっ?」
初めて横を見た。
グレーのジャケット。グリーンの色味のネクタイ。20代前半くらいの若い男性が、私の顔をのぞき込んでいた。
どこかで見たことがあるような、芸能人みたいなくっきりとした二重と長いまつげが印象的だ。
「僕ならあなたの体調不良を治せます。何故なら理由がわかるからです。信じてくれれば、ですが」
充分胡散臭いのに、その言葉は何故かすんなり受け入れられた。目の前の男は医者という雰囲気でもない。それなら怪しい宗教とか?
一瞬ヤバい人かもしれないと思ったが、柔和な微笑みを見ていると訳もなく信じられる気がした。

