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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第4章 トンネルで……

はぁはぁと肩で息をしていると、「やっぱり空耳かよ。帰るか」という男の声が聞こえた。
草を踏む音が小さくなり、立ち去る気配がする。
ほっとした途端、私はキッと振り返った。
「コウタ! もし見つかったらどうするつもりだったのよ、信じられないっ」
「平気だって。結界張ったって言っただろ。俺たちの周りにはもう一重かけてるから、向こうからこちらの姿は見えないんだよ」
「嘘……」
「信じるかどうかはアキナ次第」
口角を上げて、コウタは自身を予告なく引き抜く。
結合部からヌチャ……と卑猥な音がし、その感触に私は背筋を戦慄かせた。
草を踏む音が小さくなり、立ち去る気配がする。
ほっとした途端、私はキッと振り返った。
「コウタ! もし見つかったらどうするつもりだったのよ、信じられないっ」
「平気だって。結界張ったって言っただろ。俺たちの周りにはもう一重かけてるから、向こうからこちらの姿は見えないんだよ」
「嘘……」
「信じるかどうかはアキナ次第」
口角を上げて、コウタは自身を予告なく引き抜く。
結合部からヌチャ……と卑猥な音がし、その感触に私は背筋を戦慄かせた。

