この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第5章 廃病院にて

しかしコウタは明らかに私の過去を知っている。それを知りたい。
認めたくはないが、彼に与えられる快感が忘れられないというのもある。相性が良い、というのだろうか。これまで付き合ってきた男性とそういうことをしても、特に気持ちが良いとは思えなかった。
コウタは何もかも知り尽くしているかのように、未知の領域を暴いていく。それが、恐ろしくもあり、楽しみでもある。
別に、コウタのことを好きなわけじゃない。ただ成り行きで出会ってしまっただけの人。
そう思い込もうとしても。あの長い指先や、柔らかい唇が、どのように他人に触れて愛するのか、知りすぎてしまった。
認めたくはないが、彼に与えられる快感が忘れられないというのもある。相性が良い、というのだろうか。これまで付き合ってきた男性とそういうことをしても、特に気持ちが良いとは思えなかった。
コウタは何もかも知り尽くしているかのように、未知の領域を暴いていく。それが、恐ろしくもあり、楽しみでもある。
別に、コウタのことを好きなわけじゃない。ただ成り行きで出会ってしまっただけの人。
そう思い込もうとしても。あの長い指先や、柔らかい唇が、どのように他人に触れて愛するのか、知りすぎてしまった。

