この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第5章 廃病院にて

変な妄想に突入しかけた時、「おー、いたいた。待たせた? ごめんね」とまさに想像していた本人に声をかけられ、慌てて振り返る。
「そんなに待ってな……、え?」
コウタの横に、黒髪の美少女がいた。小柄で細く、私より一回りは小さい。前髪をパッツンに切り揃えた彼女は年齢不詳で、私より上にも思えたし、下にも見える。
それにゴスロリというのか、レースや刺繍がゴテゴテついた黒いワンピースを着て、手には楽器のケースのような鞄を持っていた。
はっきりした顔立ちの中でも特徴的な大きな目にキッと睨まれて、私は立ちすくんだ。
「そんなに待ってな……、え?」
コウタの横に、黒髪の美少女がいた。小柄で細く、私より一回りは小さい。前髪をパッツンに切り揃えた彼女は年齢不詳で、私より上にも思えたし、下にも見える。
それにゴスロリというのか、レースや刺繍がゴテゴテついた黒いワンピースを着て、手には楽器のケースのような鞄を持っていた。
はっきりした顔立ちの中でも特徴的な大きな目にキッと睨まれて、私は立ちすくんだ。

