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宮島 洋平の休日
第8章 雅
「望ちゃんか?」

兄は、俺から携帯を奪い

「もしもし?望ちゃん?」

なんか、金子から話を聞いている。

「あー、なんか分かるかも。いいよ、見においでよ。」

えー!!!

「見るだけだからね、なんかするのは、俺が許さないからね。うん、うん、じゃ、後で…」

などと言いながら電話をきった。

「兄貴、ダメだって!」

「大丈夫だよ、絶対、俺がやらせないから!」

俺の説得も虚しく、金子はマンションに来ることになった。

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