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第8章 雅

あれから、金子の親友の高橋 桃花とも仲良くなり、祐司と合わせて4人でつるむ事が多くなった。

「しっかし、望のお姉さんと洋平くんのお兄さんが友達だったとか…凄い偶然よね♪」

事実なのだが、よく話すようになった切っ掛けにしといた。
本当は違うが(笑)

「まぁな…名字を聞いたことはあるけど、気づかなかった。」
「うん」

「まぁ、私たちにすれば、ラッキーだけどね！ね、望♪」

「お前ら、祐司狙いか～」

我らが祐司くん。まさかの学年トップ。
恐ろしや。頭脳明晰のインテリイケメンだ。

成績普通。顔普通。の俺となぜ親友なのかが不思議だ。