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宮島 洋平の休日
第8章 雅

兄の話によれば、雅さん。

昔、彼氏に酷い扱いをされていたらしい。
そのトラウマで、セックスでも気持ちよくならないとか。

新しい彼氏も出来ても、その事が原因でケンカになり、別れたりと上手く行かないらしい。

で、可憐に相談したところここへ連れて来られたということだ。

「あー、いや…どうなんですかね?」

朋さんに助けを求める。

だって、俺が突破口なんでしょ?この話の流れは…

「俺は、洋平くんならいけると思うよ?望ちゃんのを見ちゃったら…ねぇ?」

と、兄を見る。

「俺もそう思うぞ?途中まででいいから…な?」

えー…だって雅さん、嫌そうじゃん

「はぁ…分かりましたよ。どうせ、明日集まるんでしょ?そこでいいですか?」

「よし。」

「えー、また回って来ないの~?」

俺の言葉に男性陣が頷き、可憐さんはブーイングだ。

「いや、明日は可憐さんですよ。いいじゃないですか。」

「あ!そっか♪」

嬉しそうだ。朋さんは寂しそうだ。

「可憐…グスッ」

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