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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
あぁ、辞めたい。
仕事は楽しいし、時給はいいけど、それ以上に蜂屋と気まず過ぎる!!
仕事が終わって事務所に行けば、さっさと着替え終わる蜂屋と一瞬目を合わすものの、速攻で逸らされた。
「お疲れ様ー!!」
と、元気よく出て行くから、周りの人たちは笑っていた。
「あれ……女でも出来た?!」
「こんな時間からデートはないだろ」
「わかんねーよ?『寝ないで待ってるね』なんて言われたら、元気になっちゃう!!」
「下半身が?!」
なんて、どうしようも無い話で盛り上がるから笑えてしまう。
内心は笑えない。
『美咲ちゃん事件』と、俺の中で処理した蜂屋の所業から考えて、女が出来たのは考えにくいけど、どっちにしろ、俺が避けられてるのには代わりがなくて。
「あのー、店長。話が……」
俺がそう言うと、店長は両手をクロスして首を振っていた。
仕事は楽しいし、時給はいいけど、それ以上に蜂屋と気まず過ぎる!!
仕事が終わって事務所に行けば、さっさと着替え終わる蜂屋と一瞬目を合わすものの、速攻で逸らされた。
「お疲れ様ー!!」
と、元気よく出て行くから、周りの人たちは笑っていた。
「あれ……女でも出来た?!」
「こんな時間からデートはないだろ」
「わかんねーよ?『寝ないで待ってるね』なんて言われたら、元気になっちゃう!!」
「下半身が?!」
なんて、どうしようも無い話で盛り上がるから笑えてしまう。
内心は笑えない。
『美咲ちゃん事件』と、俺の中で処理した蜂屋の所業から考えて、女が出来たのは考えにくいけど、どっちにしろ、俺が避けられてるのには代わりがなくて。
「あのー、店長。話が……」
俺がそう言うと、店長は両手をクロスして首を振っていた。