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恋する男子に恋をした
第9章 その後の2人(3) 新居に嫁入り
蜂屋は子犬のような目をして俺を見上げるから、クスクスと笑い始め、爆笑に変わった。
俺の負け。
「じゃ、今月の原稿分書き上げたらな?」
「……マジ?!頑張る!!3日徹夜すれば終わる!!」
そう言っていきなり立ち上がった蜂屋は、急いで書斎に駆け込んで行った。
蜂屋に仕事をさせるのは、物凄く簡単なんだ。
俺は肩を揺らして笑いながら、本当に徹夜をする気なんだと思うと、俺を置いて早死にするんだろうと考えてしまう。
「蜂屋!!」
バンっと勢い良くドアを開けると、デスクに向かう蜂屋が素っ気なく返事をする。
「んあ?!」
「徹夜はするな。俺より早死にするのは許さねぇ!!」
「……可愛い事言うじゃん?じゃ、今からでもしてくれんの?」
「……うん、風呂上がったらな?」
したり顔の蜂屋にしっかりのせられた俺は、蜂屋からしても扱いやすい『恋人』なんだろう。
こうしてこの先も続く俺たちの共犯人生は、不安と隣り合わせのしあわせが常に刺激を与え続けるのだろう。
「じゃ、一緒に入る?」
最後まで、蜂屋は変態だ!!
《終わり》
俺の負け。
「じゃ、今月の原稿分書き上げたらな?」
「……マジ?!頑張る!!3日徹夜すれば終わる!!」
そう言っていきなり立ち上がった蜂屋は、急いで書斎に駆け込んで行った。
蜂屋に仕事をさせるのは、物凄く簡単なんだ。
俺は肩を揺らして笑いながら、本当に徹夜をする気なんだと思うと、俺を置いて早死にするんだろうと考えてしまう。
「蜂屋!!」
バンっと勢い良くドアを開けると、デスクに向かう蜂屋が素っ気なく返事をする。
「んあ?!」
「徹夜はするな。俺より早死にするのは許さねぇ!!」
「……可愛い事言うじゃん?じゃ、今からでもしてくれんの?」
「……うん、風呂上がったらな?」
したり顔の蜂屋にしっかりのせられた俺は、蜂屋からしても扱いやすい『恋人』なんだろう。
こうしてこの先も続く俺たちの共犯人生は、不安と隣り合わせのしあわせが常に刺激を与え続けるのだろう。
「じゃ、一緒に入る?」
最後まで、蜂屋は変態だ!!
《終わり》