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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
俺が即答すると、美咲ちゃんは目を見開いて見つめあった。


「ど、どんな……こ?」


「んー、言い表せないくらいいい奴」


おどおどと探りをいれて来る美咲ちゃんに対し、俺は平然と答えた。

だってそう思わないか?

好きな人に『応援は出来る』と言えるか?
告白すらさせてくれないその人に。


それに、美咲ちゃんが『天然』だとは思えない。鈍感どころか、すべて計算だろう?
俺の返答も理解出来るはず。


「いつから好きなの?」


「って言うか、俺の話はよくない?美咲ちゃんの用があるんでしょ?」


「うん……あのさぁ、もしかして蜂屋くんの好きな人とかの相談に乗ってたりする?」


そう聞いて来る美咲ちゃんが少し涙目で、流石にちょっとビビる。

俺が泣かせてるっぽいじゃん?!

軽く流すように笑った俺は、ちゃんと答えるのが筋だろうと頷いた。


「前はね」


俺の返答ですべてを悟る美咲ちゃんは見てとれた。こんな子が、気付かずに相談を持ちかけるわけも無い。
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