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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
「楽しくてつい時間を忘れてた!」
えへへと笑う美咲ちゃんだったけど、俺がつられて笑顔なんか見せてたら、のらりくらりと長引きそうだったからそのままの表情で言う。
「うん、まぁいいよ」
俺がそう言えば、美咲ちゃんも笑を止め、上目遣いで俺を見て来る。
「何か…迷惑だった?つき合わせちゃって」
「別に平気だよ?何かあったの?」
「え?あ、うん。ほら、蜂屋くんに連れていかれちゃったから、何があったのかなぁって……」
「あぁ、あれね」
そう俺が笑いコーヒーを飲むと、美咲ちゃんは小さくため息を漏らした。
「私ね、好きな人がいるの。……蜂屋くんに相談したんだけど『応援は出来ても協力はできない』って言われたの」
「うん、で?」
「……太田くんにも…好きな人、いるの?」
「いるよ」
えへへと笑う美咲ちゃんだったけど、俺がつられて笑顔なんか見せてたら、のらりくらりと長引きそうだったからそのままの表情で言う。
「うん、まぁいいよ」
俺がそう言えば、美咲ちゃんも笑を止め、上目遣いで俺を見て来る。
「何か…迷惑だった?つき合わせちゃって」
「別に平気だよ?何かあったの?」
「え?あ、うん。ほら、蜂屋くんに連れていかれちゃったから、何があったのかなぁって……」
「あぁ、あれね」
そう俺が笑いコーヒーを飲むと、美咲ちゃんは小さくため息を漏らした。
「私ね、好きな人がいるの。……蜂屋くんに相談したんだけど『応援は出来ても協力はできない』って言われたの」
「うん、で?」
「……太田くんにも…好きな人、いるの?」
「いるよ」