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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
この微妙な空気がいつまで続くのかとちょっとうんざりしていると、目の前の美咲ちゃんが俯いたまま肩を揺らし始めた。
「どう……したの?」
そう言っても首を横に振るだけの美咲ちゃんをよく見ると、ポトポトと涙をこぼしていた。
責めすぎたと反省する。
美咲ちゃんは『好きな人の友達』に好意を持たれていて、遠回しに振った事を好きな人に責められてるんだから、泣きたくもなるだろう。
周りも気になるし、ハンカチなんて持ってない俺は、テーブルの隅にある紙ナプキンを取って、覗き込む様に手を伸ばして差し出した。
「ごめんね?きつく言い過ぎちゃって」
女子に泣かれるのは苦手と言う人は多いけど、これは100%俺の過失!!
引け目に感じるのは仕方がない。
「どう……したの?」
そう言っても首を横に振るだけの美咲ちゃんをよく見ると、ポトポトと涙をこぼしていた。
責めすぎたと反省する。
美咲ちゃんは『好きな人の友達』に好意を持たれていて、遠回しに振った事を好きな人に責められてるんだから、泣きたくもなるだろう。
周りも気になるし、ハンカチなんて持ってない俺は、テーブルの隅にある紙ナプキンを取って、覗き込む様に手を伸ばして差し出した。
「ごめんね?きつく言い過ぎちゃって」
女子に泣かれるのは苦手と言う人は多いけど、これは100%俺の過失!!
引け目に感じるのは仕方がない。