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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
「え?」
そう言って少し戸惑っている様子だった。
女の子の手ははふっくらとしているのに、細くて繊細だなって……。ちょっとエロい事考えちゃったりして、俺は微笑みながら美咲ちゃんの手から顔に視線を戻すと、少し目を赤くしながら照れていた。
「太田くんて……サラッと恥ずかしい事言うよね?」
「……そう?」
「うん、意識してないのに気になっちゃうよ。それに火傷のあととかあるし、綺麗じゃないよ?」
「そんなの目立たないし、俺は形を言ってるんだよ。きっと柔らかくて、でも華奢なんだろうなって」
手を繋ぐにはそう言う手がいい。
蜂屋の手は、綺麗ではあっても『男』だから。
そう言って少し戸惑っている様子だった。
女の子の手ははふっくらとしているのに、細くて繊細だなって……。ちょっとエロい事考えちゃったりして、俺は微笑みながら美咲ちゃんの手から顔に視線を戻すと、少し目を赤くしながら照れていた。
「太田くんて……サラッと恥ずかしい事言うよね?」
「……そう?」
「うん、意識してないのに気になっちゃうよ。それに火傷のあととかあるし、綺麗じゃないよ?」
「そんなの目立たないし、俺は形を言ってるんだよ。きっと柔らかくて、でも華奢なんだろうなって」
手を繋ぐにはそう言う手がいい。
蜂屋の手は、綺麗ではあっても『男』だから。