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第9章 その後の2人(3) 新居に嫁入り

俺は基本、書斎には入らないから言い隠し場所だったんだろう。だけど、ナース服って……普通に引くし、普通に着ないだろ？


「…着てくれる？」


「アホか！！ナース服なんか着るかよ」


「レースクイーンとかチャイナ服もあるし、今度はセーラー服と学ランにしようかと……」


うっわ！！

ドン引きに返す言葉も見つからない。


「オーちゃん？ちょっと着るだけ、ね？もったいないじゃん？ね？」


『ね？』じゃないだろ。

蜂屋は手を合わせてお願いポーズ。俺は頬を引き攣らせながら首を横に振った。

だって……着たら変態プレイするんだろ？

引越し初日の『裸エプロン』は目を覆いたくなる様な羞恥で……その後、誕生日にせがまれまくって渋々しているけど。