この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
来られても寝たいだけなのに、寝れないじゃん!!ちっとは考えろよ。
そう思いつつも、笑顔で手を振って帰る。
最近思うんだけど、俺ってほとんどが『愛想笑い』ばっかりだ。店でも学校でも。唯一笑ってた場所が蜂屋と過ごす時間で……でも、もうそれも無い。
とぼとぼと歩く足取りは重くて、スーパーで惣菜を買って帰った。
ドアを開ければ、蜂屋の姿がなくて安心した。
ゴミ箱にはティッシュが山になってて、リアルな状態にげんなりした。
とりあえず寝よう。
朝シャワーを浴びたから身体はいいとして、シーツを変えて…
ゴミ箱のティッシュの山を燃えるゴミの袋に入れて…
「あぁ、カギ鍵!!」
と玄関に向かい、屈んでドアポストに手を伸ばすと、『ガチャ』っと音がしてドアが開いた。
……何で、こいつが居るの。
しゃがんでる俺を見下ろすのは蜂屋で、お互い無言で見つめ合った。
そう思いつつも、笑顔で手を振って帰る。
最近思うんだけど、俺ってほとんどが『愛想笑い』ばっかりだ。店でも学校でも。唯一笑ってた場所が蜂屋と過ごす時間で……でも、もうそれも無い。
とぼとぼと歩く足取りは重くて、スーパーで惣菜を買って帰った。
ドアを開ければ、蜂屋の姿がなくて安心した。
ゴミ箱にはティッシュが山になってて、リアルな状態にげんなりした。
とりあえず寝よう。
朝シャワーを浴びたから身体はいいとして、シーツを変えて…
ゴミ箱のティッシュの山を燃えるゴミの袋に入れて…
「あぁ、カギ鍵!!」
と玄関に向かい、屈んでドアポストに手を伸ばすと、『ガチャ』っと音がしてドアが開いた。
……何で、こいつが居るの。
しゃがんでる俺を見下ろすのは蜂屋で、お互い無言で見つめ合った。