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恋する男子に恋をした
第2章 身代わり
しかも、びっくりするくらい早くて情けない。



「じゃ、次は俺のバンね」



そう言った蜂屋が俺の中で抉る様に動かすと、身体が震える様な感覚に襲われた。



「は、蜂屋?」



身を反らし、全身が逆毛立つ感覚に不安になって、声を震わせながら蜂屋の名前を呼んだ。

既に苦しいとか痛いとかそう言う感覚はなくなっていて、それが怖かった。

蜂屋に逝かされて、身体に変化が起きたのは言うまでもないくらい実感していて、これ以上自分が変わっていくのが嫌で、蜂屋に気づかれる前に止めたかった。
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