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恋する男子に恋をした
第4章 告白
「手当してやった俺になんて事するんだよ!!」


「蜂屋が来なければ、怪我しなかったっつーの!!てか、何しに来たんだよ!!」


「あー!!」


「だから、デカイ声出すな!!」



俺は蜂屋の口を塞ごうと膝たちをすると、打った背中とお尻がズキンと痛み、蜂屋に勢いよく覆い被さった。

なんて事を!!

そう後悔した俺を、蜂屋は笑って受け止めたと思いきや、直ぐに反転させられて俺は床に背中を付けていた。



「は……蜂屋?」


「オーちゃん?バイト辞めるの?」



さっきまでの笑顔が消え、真剣な表情で見下ろされた。

蜂屋の目力は、穴が空いちゃうんじゃないかってくらい強くて、凛々しい顔立ちに凄くにあっている。

金縛りにあった様に身動きもとれず、視線を外せないのは見とれているせいか、それとも本当に眼力があるのかと考えてしまう程。
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