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恋する男子に恋をした
第4章 告白
帰れと言って帰るやつだったら、こんな時間にアポなしで来たりしないだろうしと何だか脱力してしまう。


救急セットを出し、消毒後絆創膏を貼られたがそれが痛くて顔をしかめると、その顔を見ていたのか蜂屋が心配そうに覗き込んでくる。



「痛い?つーか、ちょっと腫れてねぇ?」



そう言って撫でられ、思わず手を払った。

あんまり馴れ馴れしく触れて欲しく無い。蜂屋の仕草一つとっても、俺の動揺を誘うのだ。



「ん、何だよオーちゃん。心配してんのに」


「変な触り方すんな」


「あ、何?感じちゃったの?!オーちゃんってばエッチなんだからー!!」



と笑って茶化すから、軽く蹴ってやった。
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