この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺の(ボクの)可愛いお姫様・・・SS
第3章 秀俊side
数ヶ月後、俺は退院した。
意識が戻ると、周りが驚くほどの回復ぶり!
そうっ、ジッとしてなんかいられないんだ!!
俺にはまだやる事がいっぱいなんだよ。
早く元気になって、元の生活に戻って…
そして、彩を迎えに!
その気持ちが、きっと力になり、彩の存在が
支えになって頑張れたんだ…
もう、俺には彩だけだから…
もう、彩しかいないから…
先に退院した彩は、毎日俺のとこに来てくれた。
「ヒデッ…何か、必要な物ない?あれば持って来る
から言って!」
「俺に必要なモノは・・・お前だけ ニヤッ」
「…////…バカッ//////」
「毎日来てくれて・・・悪いなっ彩・・・大丈夫か?
あんまり無理すんなよ!」
「私は大丈夫だよっ!これって、リハビリも兼ねてる
んだから クスクスッ」
「そっか・・・ありがとなっ!
いつも彩が来てくれて、嬉しいよ!!」
俺の言葉に、クルッと向こうを向き、片付けをして
いる素振りを見せる彩。
ほんの少し見えている頬がピンク色になっているよ
そんな風になるのは、俺にだけだよな フフッ・・・