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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第13章 大人のオモチャ屋

みんなの注目を浴びても、省吾は道の真ん中を歩く。
七菜は猫背になりながら、顔を伏せて省吾に身を寄せている。
歩道の途中に、街路灯に照らされたベンチがポツンと取り残されている。
省吾は香織に座るように促すと、腕を離した。
香織は股間を隠すように、股の間に手を置いて座る。
座るときに、一瞬糸が引っぱられて、顔をしかめる香織。
省吾はその横に座ると香織の顔を覗き込む。
「そういえば、俺からは何もプレゼントをしてなかったな。
なにか身につけるものでもプレゼントしてやろうか」
香織の顔がパッと明るくなる。
『ホント!?何を買ってくださるんですか?
指輪?ネックレス?お洋服?』
「そうだなぁ、香織がもっと俺の言うことを素直に聞くようになったら
特別なものを買ってあげよう。どうだ?」
『なります、なります。香織は素直になります』
眼が爛々と輝いてくる。もう、もらった気でいるようだ。

「だったらまずは両手を後ろに持っていきなさい。
大事なところを隠してたら、道行く男性に失礼だろ?」
香織は周りの視線が気になったが、素直、素直と自分に言い聞かせて
おずおずと手を後ろに回していく。
省吾がその親指同士に指手錠を嵌めてしまう。
これで手を前に回すことはもちろん、猫背でも歩けなくなってしまった。
肩が後ろに回って、糸のテンションもきつくなる。
「股を開けよ。素直になるんだろ?」
ただでさえ、股下5㎝がずれて、恥丘が覗きそうなのに
足を開けば、糸につながったクリまで丸見えになってしまう。
香織は必死に首を横に振って、ムリムリという顔をして見せる。
いつのまにか周りは男性ばかりの人垣ができていた。
酔客のグループもいれば、大学生の集団もいる。
香織が目の前の集団にビックリして
『キャー―、みんなに見られてますよぉー』
と、省吾に叫ぶ。
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