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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第13章 大人のオモチャ屋
『ふぎゃぁぁーーー、あがががが』香織が目を覚ます。
身体全体、手や足が震えだし、目がカッと見開かれる。
『ぐるじぃよぉーーー、らめらめ、死んじゃうぅぅぅ』
髪を振り乱し、肩を左右にいからせる。
あまりの剣幕にキモオタデブが支えきれず、ズルッと腰を落とす。
「おい、みんなも支えてやってくれないか」
引いて見ていた客がわっと集まって、香織の手や足を支える。
香織はガニマタの格好で、磔にされてしまったかのようだ。
香織の腰が前後に情熱的にスウィングを繰り返す。
『イグ、イグ、いぐぅぅ―――――』
口からよだれがこぼれ出て、半狂乱になって逝き果てる香織だった。

省吾はスイッチを切って、店長に振り向く。
「おもしろい、店長!両方買わせてもらうよ。
香織っ、身につけるものはこれでいいとして
他に何か欲しいものがあったら買ってやるぞ」
香織は床に尻もちをついて、ブラウス1枚のまま肩で息をしている。
答える気力さえ残っていないようだった。
キモオタデブが背中で支えて、座いす代わりになっている。
省吾が支払いを済ませて、リモコンを受け取ると
香織のところにやってきた。
手錠を外してやり「どうだ、少しは落ち着いてきたか?」
と、問いかける。
香織は焦点の合わないまなざしを向けて
『もうヤダぁー、お家へ帰る』泣きそうになっている。
「そうだな。買うものも買ったし、そろそろ帰るか。
だがな、香織はお世話になった人には、お礼をしなきゃだめだぞ」
香織が首をかしげて、怪訝な顔をする。
「お前はいま、誰に寄りかかっている?その人に支えてもらってるんだぞ。
さっきだって、お前が気を失ったとき、倒れないように支えてくれたんだ。
もしあの時、頭から倒れてたら今ごろ救急車で運ばれていたかもしれないぞ」
省吾が少し脅かすような言い回しをする。
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