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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第14章 恥辱の受診
『えっ、先生がお一人で診るんですか?』
香織が、いろいろな意味で不安そうに尋ねる。
「病院も働き方改革とか言われて、けっこう人手不足なんだよ。
一人じゃ不満かね?」香織はかぶりを振らざるを得なかった。
轟が香織の頸動脈に手を当てる。
「具合がよくないんだって?省吾の話だと妊娠している可能性もあるそうじゃないか。
いちおう、ひと通り診察してあげるから心配しなくていいよ。
はい、口をあーんと大きく開けてぇ」
轟は聴診器を取り出すと「では胸の音を聞くから上着は脱ぎなさい」
といって、籠を差し出す。
香織はグレーのスーツの上着を脱ぐと、籠に入れた。ブラウス姿になる。
「ではブラウスの前を開けてください。音を聞きますね」
轟が促すが、香織の手が動かない。
ビジネスで向き合うときと、患者として向き合うのとでは勝手が違って
急に恥ずかしさがこみあげてくる。
それでも診てもらわないと結果がはっきりわからない、と
意を決してボタンに手を掛ける。
上から4つ目までのボタンを外して、ブラウスの前を開く。
もちろん、今日はちゃんとブラを着用していた。

「えっと、それじゃ診察しづらいでしょ。ちゃんとボタンは全部外して前を開く!」
轟のいい方が高圧的になってきた。香織はビクンとして言うことを聞く。
聴診器を当て、胸の上をトントン叩く。ごくありふれた風景だ。
香織がホッとしかけたところで
「今日はひと通り全部検査しますからね。ついでに乳がんの検査もしましょう。
最近は若い子でも乳がんの発症率が高くなっているんですよ。
ブラウスを脱いで、ブラも外して籠の中に入れなさい」
えっ!妊娠してるかどうか、だけじゃないんだ。ブラも取るの?
「いったでしょ。原因がわからないんだからひと通り診察するって。
君は私が医者だという認識を持っていないようだね?」
轟の機嫌が悪くなる。香織はマズいと思って、慌ててブラウスを脱ぎはじめる。
背中に手を回してブラのホックを外すが、両手でブラを支えたまま動けなくなる。
轟の顔に好色そうな笑みが浮かんだからだ。
その眼が早くしろと、香織を責めたてているようだった。
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